活動によせて(ブログ)

2023-03-02 23:37:00

ハートからの祈り

毎週楽しみにしているTV番組に、イタリアの小さな村の村人たちの人生を紹介している番組があります。大地に根差し、村人たちとの交流を大切に人生を送っている素敵な人々が主人公です。

先日、パン職人の夫と共に、菓子職人をしている若い女性が、祖母の住む家に出向き、夫のパンを届けるシーンがありました。おばあちゃんは90代、パンのお礼に孫娘の幸福を祈って、古くから伝わっている祈りを捧げます。

この祈りの言葉(音)が、突然、私のハートに深く染み入りました。スピリチュアルな世界から見れば、白魔術(ホワイトマジック)と分類されるでしょうか、愛と思いやりが込められた祈り、イタリア語だったので、字幕でしか理解できない内容でしたが、このおばあちゃんがどんなに孫娘を愛しているか、その幸福を願っているかが、愛の波となって伝わってくるようでした。録画していたので、このシーンを繰り返し見ました。

 

思いがけず、ハートが愛で満たされたその時、思い出したのは、オレリアさんが出版した祈りのブックレット」Prayers to the Seven Sacred Flamesの前書きでした。

前書きの一つに、そのブックレットの使い方が説明されています。そこでオレリアさんは、with intention and a loving heart で祈ることが、大きな効果を生み出すことを説明しています。明確な意図、決意をもち、愛にあふれたハートから祈ること、その重要性を伝えています。

 

この「祈りのブックレット」の使い方を読めば、重要なのは、祈りの頻度や回数ではなく、ハートからの祈りであり、自らの愛を捧げるほどの祈りであり、全身全霊で祈ることだというのがわかります。

その「祈り」の本質を、イタリアの小さな村のおばあちゃんが、人生をもって、行動をもって、私たちに教えてくれました。心が満たされ、幸せを感じたひと時でした。